これからの大家が学ぶべき不動産投資の根幹と枝葉

不動産投資を学ぶとき、結局何を学べば良いの？
って、思ったことありませんか？

ご存知の通り、不動産投資の本は投資手法や考え方が千差万別です。

なぜなら不動産投資には絶対的な答えがないから。

一つと言って同じ物件はない上に、金融機関の融資姿勢も流動的に変わっていくので、時代やその人の状況によって最適な投資戦略というのが変わってきます。

なので、不動産投資本は確かに勉強になるし、数十冊を読むことで不動産投資の全体像や構造を把握することはできるのですが、スタートアップの大家はどうしてもそうした全体像から個別具体の投資手法を抜き出してくるのは難しいです。

一番良いのは、やはりその世界の勝ち筋が見えている人につきっきりで教えてもらうことですが、残念ながら全ての方が実践できることではありません。

時間はかかりますが、失敗を経験しながら一つ一つ自分で実践しながら学んでいく必要があります。

一方で不動産投資の根幹として学ぶべきことは決まっていますので、本日はそれをお伝えしていきます。

ちなみに、下記のページではおすすめの書籍を紹介していますので、まだ見ていないという方はチェックしてみてください。

不動産投資の根幹と枝葉

不動産投資の根幹となるものは具体的には以下の３つです。

①資金調達/融資付け
②物件仕入
③マインドセット

シンプルに言うと、
どうやってお金を借りるか、
どうやって安く物件を買うか、
そしてその根本となるマインドセット、です。

入居者をどう募集するかとか、修繕コストをどう下げるか、というのは不動産投資の根や幹ではなくて枝葉です。

手元資金を作ったり、お金を低利でいっぱい借りて、超安く物件を買うことができれば勝ち。

本当です。

満室経営とか、節税とか、DIYとか。
誤解を恐れずに言うと、そうした枝葉の部分を頑張ることは弱者の戦略なのです。

もちろん規模拡大するってなった時に、大事な要素であることは間違い無いのですが、やはりベースとしてはどうお金を借りてくるか、どう安く仕入れるかのほうが大事になってきます。

ここを疎かにして不動産投資を始めると、失敗して莫大な借金を負ったり、取り返すのに数年かかったりと、お金や時間を大幅にロスすることになるので必ずきちんと集中して学んでください。

正直、不動産投資の世界には、表に出回っていないノウハウや簡単に利益を上げれるテクニックが存在します。

これらのノウハウやテクニックを知っているか知らないかだけで、一瞬で100万200万の利益が変わってきたりします。

しかし、それらの応用編は今は一旦忘れてください。
まずは基礎を固めることを考えてください。

何故なら稼ぎたいのは目先の100万200万ではなく、それらを稼ぎ続けることなので。

一回だけじゃなくて何回も好きなもの買いたいし、好きなところに行きたいですし、やりたいことをしたいですもんね。

それでは①資金調達②物件仕入③マインドについて、一つ一つ簡単に説明しますので、どういうことなのかぜひイメージを持ってください。

①資金調達/融資付け

ちなみに「資金調達」と「融資付け」って似て非なるものです。

「資金調達」は、手元資金を作る（借りる）こと。
「融資付」は、物件を買うための融資を受けることです。

あ、ちなみにお伝えしたいのですが、投資資金が全くない場合でも、貯金が貯まったら始めるという発想はやめた方がいいです。

考えるのは『どう借りるか』だけです。

貯める時間がもったいないですし、普通に会社員やってれば数百万であれば借りれます。

ぶっちゃけ僕も貯金なんてほぼなかった状態から、1000万以上手元資金を借りてます。
そのお金で物件買い始めたんです。
で、売却とかを入れたら1年で1000万以上利益出しました。

あとは融資戦略についても学ぶ必要があります。

例えば、
A銀行、B銀行、C銀行とある場合、
A→B→Cの順番であれば借りることができても、
C銀行を最初に使ってしまうと、A銀行、B銀行が使えなくなるということがあります。

金融機関を使う順番は、情勢によって変化することがありますが、基本的にある程度決まっていますので、最初にきちんと戦略を立てて行く必要があります。

②物件仕入

インカムゲイン、キャピタルゲイン、
どちらを取りに行くにしろ一番重要なのは仕入です。

どれだけピカピカの物件でも高く買ったら悪い投資ですし、死ぬほどクソボロ物件でも安く買えれば良い投資なのです。

ちなみに、ここでいう高い安いの判断基準はその物件の適正価格です。
つまり相場の価格です。

そして、ある程度不動産の相場や価値が分かる人はご存知だと思いますが、ネットに掲載している物件情報はまじでクソ物件が多いです。

そのまま買ったら一瞬でゲームオーバーの物件も多くあります。

一方でほとんどの方がそうした物件を購入しています。

なぜかというと、投資基準を理解していないからです。

さらに論外なのが、
「おすすめされた物件を買う」
「数字ではなく感覚で購入する」
です。

何度も言っていますが、物件の価値がわからない状態では絶対に買わないでください。

相場感が分かるようになってから買う、もしくは逐一買っても良いか確認できる人を見つけるのが早いです。

③マインドセット

資金調達、物件仕入...
そのほか様々なテクニックやノウハウがある中で、最も大事なのがマインドセットだと思ってます。

同じ資産背景、同じ知識量、同じ状況だったとしてもマインドが違うだけで結果は大きく変わります。

僕自身、このマインド面が大きく変わったことで、1年間で覚醒することができたのです。

ぶっちゃけ、優れた投資家の人たちのマインドはヤバいです。
他の分野でもそうかもしれないですが、やべーなーって思う人たちってネジが数本飛んでる人多くないですか？

分析すると、価値観とか考え方が違うのが理由で、結果的に他の人たちと意思決定が変わってるんですよね。

結果意思決定が違うから、行動も変わって、他の人と違う結果を生み出すことができているんです。

あ、
なみにこうしたネジの飛んでる投資家を見まくっていると、共通点に気付くと思います。

この人たちのやってることって、似通ってね？ てかおんなじじゃね？

って。

そうなんですよね。
マインド、つまり成果を出す考え方にも型があるんですよ。

で、これをパクっちゃえば、自分もネジ飛び投資家と、おんなじ成果を出すことができる。

まさしく、自分ですね。

僕は知識も考え方もパクりまくりです。
亜流、パクリ、知識泥棒。
まじでそんな感じです僕は。

だって真似するだけで上手く行っちゃうので。

さてさて、今回はそんな感じです。

不動産投資で主として学ぶべきことのイメージは沸きましたでしょうか。

①資金調達/融資付け
②物件仕入
③マインドセット

この3点セットを揃えておけば基礎は出来上がったものです。

特にマインドセットの部分はすぐにでも変えることができますので、参考にしてみてください。